【株の売り時がわからない】投資初心者が失敗しない「利益確定」の目安

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【株の売り時がわからない】投資初心者が失敗しない「利益確定」の目安


【株の売り時がわからない】投資初心者の主婦が失敗しない「利益確定」の目安

この記事の執筆者:かぶちち
30代の父。ファイナンシャルプランナー(FP)および資産運用検定保有。リーマンショック後の回復期から11年間の投資経験を持ち、長期的な資産形成と日々のトレードを組み合わせたハイブリッド運用で家計を支える。

【この記事の結論】
「株を買うことはできたけど、いつ売ればいいのかわからない…」と悩む投資初心者の方へ。結論から申し上げますと、株の売り時は「買う前」にマイルールとして決めておくのが鉄則です。初心者の方は例えば「+20%の利益が出たら売る(利益確定する)」という目安を持つことが大正解です。
本記事では、11年間相場と向き合ってきたFPの視点から、人間の心理が邪魔をして「売り時を逃してしまう理由」と、大切な家族の資産を確実に増やすための「失敗しない利益確定のルール」を徹底解説します。

1. なぜ初心者は「株の売り時がわからない」と悩むのか?

「少し利益が出ているけれど、明日もっと上がるかもしれないから持っておこう」
「でも、欲張って下がってしまったらどうしよう…」
家計の中から捻出した大切なお金で株を買った同世代のパパやママから、私のもとへ本当によく寄せられる悩みです。実は、株式投資において「買う」ことよりも「売る」ことの方が何倍も難しく、精神的なエネルギーを使います。

なぜ売り時がわからなくなるのか。それは、人間の心の中にある「欲(もっと儲けたい)」と「恐怖(損したくない、利益を失いたくない)」が複雑に絡み合うからです。

画面上で赤色(プラス)の数字を見ていると、「自分が買った株は特別な優良企業だから、永遠に上がり続けるはずだ」という錯覚に陥ります。その結果、売るタイミングをズルズルと先延ばしにし、ある日突然の暴落に巻き込まれ、気づけばマイナス(含み損)になってしまう……。これが、初心者が最も陥りやすい失敗の典型例です。

💡 かぶちち’s View:利益は「確定」して初めて本物になる

11年の投資経験から、これだけは断言できます。スマホの画面に表示されている「+5万円」という数字は、単なる幻(含み益)に過ぎません。その株を売却し、自分の証券口座に現金として戻ってきて(利益確定して)初めて、あなたの本当の資産になります。
私は過去に、+20万円まで育った含み益を「まだまだ上がる」と欲張った結果、相場の急変でマイナスに転落させてしまった苦い経験が何度もあります。その悔しさを味わって以降、「利益はどんなに小さくても、確定させることに意味がある」と判断し、独自のルールを厳格に守るようになりました。

2. 失敗しない!「利益確定(利確)」3つの目安とルール

感情に振り回されず、確実に利益を手にするためには、機械的に行動するための「ルール」が必要です。子育てや仕事で忙しく、常に株価を見ていられない主婦の方におすすめの3つのルールをご紹介します。

ルール①:「+20%」を一つのゴールに設定する

株を買う前に「何%上がったら売るか」を決めておきましょう。初心者の目安として最もおすすめなのが「+20%」です。例えば、10万円で買った株が12万円になったら売る、という具合です。
「たった20%?」と思うかもしれませんが、銀行の預金金利が0.1%にも満たない現代において、20%の利益は驚異的な数字です。世界中の優秀な機関投資家(金融のプロ)でさえ、年間10%の利益を出し続けるのは至難の業だと言われています。20%の利益が出たら、それは大成功の投資だと胸を張って利益確定してください。

ルール②:迷ったら「半分だけ売る(分割売却)」

「20%上がったから売りたいけど、ここからさらに倍になるかもしれないし…」とどうしても未練が残る場合、最強のテクニックがあります。それが「半分だけ売る」という方法です。

例えば100株持っているなら、50株だけ利益確定をします。そうすれば、手元に確実な利益(現金)を確保した上で、残りの50株でその後の値上がりにも期待できます。仮にその後株価が下がってしまっても、「半分は高いところで売っておいて良かった」と精神的な余裕を保つことができます。

ルール③:株を買った「理由」が崩れたら即売る

「この会社は毎年配当金を増やしてくれているから買った」「この株主優待の食品が欲しくて買った」など、株を買った時には必ず理由があったはずです。
もし、その会社が「配当金を減らす(減配)と発表した」「株主優待を廃止した」といった場合、あなたがその株を持ち続ける理由はなくなります。株価が上がっていようが下がっていようが、前提条件が崩れた時は未練を断ち切って売却するのが鉄則です。

💡 かぶちち’s View:「頭と尻尾はくれてやれ」の精神

投資の世界には「頭と尻尾はくれてやれ」という有名な格言があります。魚を食べる時、一番おいしい身の部分(株価が上昇している中間部分)だけをいただき、骨が多くて食べにくい頭と尻尾(大底と大天井)は他人に譲りなさい、という意味です。
「一番底の最安値で買い、一番てっぺんの最高値で売る」ことは、11年相場にいる私にも不可能です。最高値で売ろうと欲張るから、売り時を逃すのです。「腹八分目で満足し、確実に利益を懐に入れる」ことが、投資の世界で生き残るための最も大切なマインドセットです。

3. 要注意!「長期積立(新NISA)」と「個別株」は売り時が違う

ここでFPとして、絶対に勘違いしてほしくない非常に重要なポイントをお伝えします。それは、「新NISAで積み立てている投資信託」と「自分で選んで買った個別企業の株」では、売り時の考え方が全く異なるということです。

  • 新NISAの投資信託(全世界株式など): こちらの売り時は「+20%」ではありません。老後資金や子どもの大学進学など「そのお金が必要になる数年前」が正しい売り時です。10年、20年と長く持ち続けることで複利の力を最大限に活かすため、途中で利益が出たからといって安易に売ってはいけません。
  • 個別株投資(応援したい企業や優待株): 今回解説した「+20%」や「半分売る」という利益確定のルールは、こちらの個別株投資に適用してください。

4. 【重要】投資におけるリスクと免責事項

投資は資産を増やす強力な手段ですが、必ずリスクが伴うことを忘れないでください。

リスクに関する免責事項

株式や投資信託への投資には、株価の変動により投資元本を割り込む「元本割れのリスク」が常に存在します。どんなに優れたルールを設けても、世界的な金融ショックや企業の不祥事など、予測不可能な事態により資産が目減りする可能性は排除できません。

本記事は、利益確定の考え方に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買や、必ず利益が出ることを保証するものではありません。実際の投資判断や売却のタイミングは、ご自身のリスク許容度をしっかりと把握し、日々の生活費には絶対に手をつけない「余剰資金」の範囲内で、ご自身の責任にて行っていただきますようお願いいたします。

5. まとめ:利益で「家族を笑顔にする目的」を思い出そう

「株の売り時がわからない」と悩んだ時、最後に思い出してほしいことがあります。それは、「あなたは何のために投資を始めたのか?」ということです。

証券口座の数字をゲームのように増やすことが目的ではないはずです。利益確定をして現金に戻し、それで美味しい焼肉を食べに行ったり、家族旅行の資金に充てたりして、家族が笑顔になった瞬間。それこそが、あなたの投資が「100%大成功した」という証です。

11年の経験から言えるのは、ルール通りに売って、その後に株価がさらに上がったとしても、決して後悔する必要はないということです。あなたが手にした利益は本物であり、誰も奪うことはできません。
もし今、含み益が出ている株があって売り時に迷っているなら、思い切って「半分だけ」利益確定ボタンを押してみてください。その行動が、投資家としての経験値を大きく引き上げてくれるはずです!

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