【指値と成り行き？】株の注文方法を徹底解説

目次

• 指値と成行注文の違いとは？
• それぞれの注文方法が向いているケース
• 注文方法の出し方と画面の見方
• 注文の失敗を防ぐポイント
• よくある質問とQ&A
• まとめ：状況に応じて注文を使い分けよう

指値と成行注文の違いとは？

株を買うときや売るとき、注文方法として主に「指値注文」と「成行注文」があります。

• 指値注文：「○○円で買いたい／売りたい」と価格を指定する注文方法
• 成行注文：価格を指定せず、すぐに成立させる注文方法

指値は価格コントロールができるメリットがある一方で、注文が成立しない可能性があります。成行はスピーディーですが、想定より高く買ったり安く売ったりするリスクがあります。

それぞれの注文方法が向いているケース

• 急いで買いたい・売りたいとき → 成行
• 価格にこだわりたいとき → 指値
• 値動きが激しい銘柄を避けたいとき → 指値
• 寄付や引けなど、タイミングを狙いたいとき → 状況によって選択

たとえば、IPO株のように人気で値動きが激しいものは、指値注文で慎重に狙うのがベターです。

注文方法の出し方と画面の見方

各証券会社の取引アプリでは、注文画面で「指値／成行」を選択し、数量や価格を入力します。

• 指値注文：価格・株数・有効期限を指定
• 成行注文：株数だけ指定すればOK

「指値でも買えなかったらどうしよう…」という方には、「逆指値注文」や「IFD注文」など、さらに便利な方法もあります。

注文の失敗を防ぐポイント

• 朝の寄付（9:00直後）や大引け（15:30前）は価格変動が大きいので注意
• 成行注文は値動きの荒い銘柄には向かない
• 指値は「少しゆとりを持った価格」で設定しよう
• 売買手数料・約定条件・有効期間の確認を忘れずに

よくある質問とQ&A

Q. 指値注文を出しても取引が成立しません。
A. 市場価格があなたの指定価格に達していない場合、注文は保留になります。

Q. 成行注文は損しやすいって本当？
A. 値動きが大きい銘柄では、不利な価格で約定することもあります。

Q. スマホアプリでの操作が不安です。
A. 多くの証券会社は初心者向けのUIを用意しており、ガイド表示もあります。

まとめ：状況に応じて注文を使い分けよう

指値と成行の違いを知るだけで、株式投資の失敗をぐっと減らすことができます。 「どちらが正解」というよりも、「いつどんな場面で使うか」がポイントです。

まずは少額で注文方法を試しながら、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。